こんにちは!
今日は赤松さんの剪定です。
赤松さんは葉、枝先の柔らかい雰囲気が綺麗で赤い肌が特徴的な木です。
私個人の好きな木の一つで、京都辺りでは(日本全国の事は存じませんのですみません)雌松と呼んだりします、因みに黒松さんは雄松と呼びます。
まず施工前↓
前回から2年経ち良く伸びています、肌も見えず枝先の柔らかい雰囲気も分かりにくいですね。
剪定後↓
2年に一度の手入れなので枝が整った仕上がりにはなりませんね、
この様な大きな木を年に1、2度触るとまた違う見事な仕上がりになりますが今回は大きく枝を抜いて出来るだけ小さく仕上げます、
もちろん細かなお仕事の依頼を頂ければ小透かし、芽摘み、葉揉みなど大歓迎です。
※お手入れの方法は予算に応じて変えています。
ここで年1、2度の様に枝を大事にし枝先を長い柔らかい目で仕上げてしまうと2年後には大暴れで中の方にある小さな芽が枯れてしまい小さく維持する事が難しくなってしまいます。
松さんも以前お話ししたカイズカイブキさんと同じ針葉樹なので葉の無いところまで切ってしまうともう芽が出て来ませんので樹形を維持するには2年に一度が限界と思っています、
また何年も伸び放題の木を切ってもこの様に仕上げるのは難しく3、4回お手入れを繰り返すことによりこの様に樹形が出来上がって来ます。
ローマは1日して成らずと同じで植木も1、2度切っただけでは中々仕上がりませんのでご理解お願いします。
最後に肌の部分が見やすい写真もどうぞ↓
古い皮を擦って剥がす事で綺麗な赤い肌が見えてきます、
また古い肌が着いたままだと虫も住みやすいので害虫予防にもなると思います。
高木なので枝先の写真など無くて申し訳ありませんが赤松さん剪定の際参考にして頂けたら幸いです。